あんしん あんぜん はりねずみ

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外傷性タトゥーにご注意ください

   

我が家はタトゥー(刺青)なんて縁がないって思っている人でも、安心ばかりしていてはいけません。僕の奥さんの足にも黒いタトゥーが入っています。(若い頃に原付で転んで出来た傷痕)

転んだケガでできる外傷性タトゥー

タトゥーは針などで皮膚に色素を入れますが、擦り傷や切り傷の中に砂やアスファルトの細かい破片などが入ってしまうことで外傷性タトゥーはできてしまいます。

こどもが誤って鉛筆を手に刺してしまってケガをすることがありますが、その刺した痕も、外傷性タトゥーとして一生残ってしまう可能性があります。

普通のタトゥーも除去するには

  • レーザー治療
  • 皮膚移植

が必要になりますが、外傷性タトゥーの場合は、異物の大きさによっては

  • 手術

が必要になる場合もあります。

いずれにしても、外傷性タトゥーはつくってしまわないように注意するのが安全です。

外傷性タトゥーを防ぐために

外傷性タトゥーは、

  • 擦り傷
  • 切り傷
  • 刺し傷

などの傷に異物が入り、そのまま治癒してしまうことで起きます。

異物によっては、アレルギー反応を起こして、外傷性タトゥーだけではなく、ケロイドのように皮膚が盛り上がってしまう場合もあります。

そのようなトラブルを防ぐには、

傷はしっかりと洗って異物を洗い流す

これが一番大切です。

こどもが痛がるからと言って、余り洗わずに、手当をしてしまうと外傷性タトゥーが一生残ってしまう恐れがあります。

傷口はブラシなどでゴリゴリ洗った方が安全ですが、こどもにはなかなか厳しいかも知れません。

もしアスファルトの道路で転んだりして、黒い粒子が傷口の深いところにたくさん入り込んでしまっている場合は、

皮膚科へ行って、局部麻酔をしてもらった上で患部を洗浄

してもらった方がいいかも知れません。

小学校高学年から中学生位になれば、ある程度の痛みには耐えられるとは思いますが、痛みは極力減らしたいところです。

そんな場合は生理食塩水を作って、洗浄に使いましょう。生理食塩水は

  • 水:1000cc
  • 食塩:9g

を混ぜることで簡単に作れます。

生理食塩水を傷口の洗浄に使うと、

  • 痛みが少ない
  • 細胞の破壊が少ない(水は細胞内液との浸透圧差が大きく、細胞の破壊が生理食塩水よりも大きくなります)

のメリットがあります。

ただ、傷が出来てすぐに洗うことが重要ですので、生理食塩水が直ぐに手に入らない状況下では、生理食塩水にこだわらず、

大量の水道水で傷口を洗い流す

ようにしてください。

アスファルトで転んでできた傷は、切り傷のような溝にアスファルトの細かい粒が入り込んでしまっていることが多く、流水だけでは落とせない可能性があります。痛みに耐えられるようであれば、清潔なブラシ(新品の歯ブラシ)を使ってゴシゴシ洗うとより効果があります。

モイストヒーリング(湿潤療法)をする時にはご注意ください

昔は転んでできた傷には、

  • アカチン
  • マキロン
  • オキシドール(過酸化水素水)

などが使われていましたが、今ではほとんど目にしなくなりました。処置にひどい痛みが伴う割に、治りは遅く、傷痕もしっかり残るって、今思えば最悪の方法でした。

今の流行りはモイストヒーリング(湿潤療法)で、患部を乾燥させないことで、

  • 治癒がはやい
  • 傷痕が残りにくい

などのメリットがあり、急速に広がっています。専用の絆創膏以外にも、ラップを使うため「ラップ療法」とも呼ばれています。

先日、うちの子が転んで鼻を擦りむいた時、キズパワーパッドのスポットタイプと

エアウォールUVを使ってきれいに治りました。

傷を綺麗に早く治すには、

  • 傷を乾燥させない
  • 傷を紫外線に当てない

ことが重要ですが、乾燥させないようにと傷痕を十分に洗い流さずに覆ってしまうことで

  • 化膿させて、治癒が遅れ、傷痕を残してしまう
  • 傷痕に異物が残って外傷性タトゥーになってしまう

などのリスクがあります。

傷の治りも早く、傷痕も綺麗に治るモイストヒーリング(湿潤療法)ではありますが、専用の絆創膏やラップで覆う前には、

  • 傷口を生理食塩水または水道水でしっかり洗う
  • 痛みに耐えられるようであれば、清潔なブラシを使って傷口を洗う(異物が残っている場合)
  • 痛みが酷くて、異物が十分に取れない場合は皮膚科で処置を受ける

ことに注意してください。

異物をしっかり取り除けずに、そのままの状態で治癒してしまうと、外傷性タトゥーになってしまいます。そうなってからでは、除去が非常に難しくなります。

  • レーザー治療
  • 皮膚移植
  • 手術

など、大掛かりな処置が必要になってしまいます。

こどもが顔などに擦り傷を負ってしまうとパニックになってしまいますが、モイストヒーリング(湿潤療法)を使えば傷は綺麗に治ります。(うちの子の鼻の傷も全く痕が残りませんでした。)傷を見ても慌てずに、まずはしっかり洗って、適切な処置をしてあげてください。

学校の処置にも注意しましょう

うちの子が鼻を擦りむいたのは登校直後で、学校から戻ってくると

  • マキロン
  • 乾燥療法(?)

によって、既に傷は乾燥してしまっていました。担任の先生からは「ケガをされましたが、しっかり処置をしましたので大丈夫です。」というメッセージがありました。何が「大丈夫」なのかは分かりませんが、先生の中ではベストの方法だったのでしょう。

流石に現在では

  • オキシドール(過酸化水素水)
  • アカチン

で処置する学校はないと思いますが、養護教諭が高齢の場合は注意が必要ですし、モイストヒーリング(湿潤療法)を知らない擁護教諭も少なくないと思った方がいいかも知れません。

我が家の場合は、

  1. 乾燥した患部を水で流しながら強く洗ってもう一度ふやかす
  2. ラップで覆って応急処置して、薬局へ行く
  3. キズパワーパッドで処置
  4. 傷が消えてキズパワーパッドを外してから1週間位エアウォールUVを貼る

という処置をしました。

半日程度の乾燥であれば、再び濡らしてふやかすことでモイストヒーリング(湿潤療法)を始めることができると思いますが、できれば乾燥させたくないものです。特に顔の場合は少しでもリスクは減らしたいので、少しでも早く正しい処置をしたいというのが親心でしょう。

担任の先生を通じてこどもが通っている学校に

モイストヒーリング(湿潤療法)

が導入されるように働きかけてみるのがいいかも知れません。

とは言え、そんなことを伝えて「要注意保護者」のレッテルを貼られるのも心配で、僕も学校に話せてはいません。

代わりにこどもに擦り傷を負った時の対処方法を伝えて、自分で養護教諭にモイストヒーリング(湿潤療法)を要望させることをにしています。

モイストヒーリング(湿潤療法)を取り入れているご家庭でも、学校で起きたケガの処置が盲点になっている場合がありますので、是非頭に入れておくことをお勧めします。

 - 保育園・幼稚園, 健康, 学校等, 安全, 小中高, 応急処置, 生活, 育児

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