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買い物依存症にご注意ください 自己破産する人も

      2016/07/18

元重度の買い物依存症患者です。

「元」と言っても、未だ完治していないのかも。

買い物依存症とは何でしょうか

Wikipediaによれば、

精神疾患の一つであり自身にとって不必要、あるいはすでに同様の物を所持しているにもかかわらず多数の物品を購入してしまうという症状。

同じものを買うという傾向もあることから記憶の散漫、認知症の発症も要因として視野に入れられている。

出典:Wikipedia「買い物依存症」

当てはまらない人にはピンと来ないかも知れませんね。

僕には痛いほど分かります。

また、買い物依存症 専門外来をされている横浜市にある「大石クリニック」のサイトに書かれている説明が刺さるほど的を得ています。

買い物依存症とは正式な診断名ではありませんが、このように呼ばれるのが一般的です。

買い物をすると気分が高揚し、一時的に嫌なことが忘れられるので、繰り返し買い物をしているうちに欲しい物を買うのが目的でなく、買い物自体が目的になり、コントロールができなくなる状態を言います。

衝動的に買いたい欲求が抑えられないため、借金を繰り返し、自己破産に至るケースもあります。買った後罪悪感にさいなまれ、自己嫌悪に陥ります

抑うつ状態の人が気分を上げるために買い物をするなど、合併したケースも認められます。また買い物依存症は、女性に多いと思われがちですが、男性にも珍しくありません

出典:医療法人 祐和会 大石クリニック 「買い物依存症とは?About Shopaholic」

もう当てはまり過ぎて、怖くなってきます。

今は自分が買い物依存症だった(今も?)と思えますが、当時の僕にはそう思えませんでした。

ケネディ大統領夫人やマルコス大統領夫人(イメルダ)さんが買い物中毒だと言われていましたが、それを聞いても自分にあてはめて考えることができませんでした。

自分は違う、自分は「蒐集家・コレクター」なんだ、正常なんだと思っていました。

もうそう思っている時点で、もうかなりの重症。

某銀行のゴールドカードを使ってましたが、一ヶ月の利用可能残高を超えてしまい、使えなくなったこともありました。

それを繰り返して預金残高が少なくなってくると今度はリボ払いを始め、雪だるま式にリボ払いの残高が膨らみ、200万円まで膨らみました。そこで若干正気を取り戻し、自己破産までには至りませんでした。

結局リボになっていた200万円を当時持っていたバイクを全部売り払って返済し、それ以降はリボには手を出していません。

おかげで無借金生活をしていますが、買い物依存症時代に散財したおかげで、家族には申し訳ないことをしています。(※買い物依存症は結婚前)あのお金を貯めていたらマンションは余裕で、この辺(田舎)なら一戸建ても買えていたはずで、考えると恐ろしく、そして虚しくなります。

薬物依存症やアルコール依存症、そしてギャンブル依存症など、依存症はなんでも恐ろしいものです。

買い物依存症は、買い物するという日常の活動につながっているため、誰にでも入り口が開いているところが恐ろしいと思います。

もし、買い物で手にしたものを使うことよりも買い物をする瞬間が楽しいと思えたり、買ったものが何日も袋に入ったままで部屋に転がっているような場合は、買い物依存症になりかけている恐れがあります。

買い物は楽しいですが、買い物依存症になると買った瞬間の快感は増すかも知れませんが、「買わなければならない」という強迫観念のようなものに常に責め立てられ、毎日が苦しくなります。

僕の場合、末期の頃は、仕事の昼休みにショップに電話して通販していました。

買い物を楽しむというよりも、禁断症状を抑えるために買い物をして、その買い物をしたことで自己嫌悪に陥り、暫く買わないようにしているうちに禁断症状が出て、買い物をするという繰り返し。

酷い状態でした。

買い物依存症チェック

前出の医療法人 祐和会 大石クリニックのサイトにも買い物依存症チェックのページがあります。

他にも買い物依存症に関するチェック項目がネット上で見付かりますが、◯項目のうち◯個画当てはまったら買い物依存症という明確な基準は無いのかも知れません。

僕が今振り返って異常だったと思えることを挙げてみます。

買い物をした後、紙袋・バッグを開けずに部屋に放置されている

これが一番分かりやすいかも知れません。気に入って買ってきた服や靴は直ぐに使いたいはずなのですが、買って帰ると既に興味を失ってしまい、買ったままの状態で複数放置されているのは余り正常ではないと思います。

「仕事が忙しくて開ける暇がないだけ」と自分に言い訳をして、それで本質が見えなくなっていました。

気に入った商品に自分のサイズがない場合、自分用ではないサイズなのに買ってしまう

自分は着られない・履けないサイズにも関わらず、買わずにはいられない衝動に負けてしまうとすれば病気の可能性は高いです。「痩せたら着られる」「太ったら着られる」「こどもが出来たら着せられる」と考え始めたら注意が必要です。

色で迷った時には全色買ってしまう

スニーカーなどをコレクションしているのであればともかく、特にコレクションをしている訳ではないのに、赤と黒と白のどれにしようか悩んでも答が出せずに、「悩む時間が勿体無いし、セールで安くなっているから」と全色買ってしまうのは依存症になっている恐れがあります。

店で気に入った商品を見付けた時、高いから買うのを見合わせて帰宅したところ、その商品のことが頭から離れなくなってしまい、翌週の仕事が全く手につかなくなってしまう

これには苦しめられました。休日に遠出した時に、出先でぶらっと入った店で見付けたレザージャケット、値段が12万円と安くないため、「他にも同じようなジャケットが何枚もあるし、高いから買わないほうがいい」と自分を説得して、一旦買うのを止めて何とか帰宅。でも、そのレザージャケットのことが頭から離れなくなってしまい、仕事も全く手につかなくなり、結局週の半ばで仕事が終わってから2時間近くかけてその店まで行き、レザージャケットを買いました。そこまでして買ったジャケットも、一応バッグからは出しましたが、ハンガーにかけて終了。もう完全に「購入」が目的になってしまっていました。

嫌なことや大変なことがあると「ご褒美」と称して高額な買い物をするようになる

これは正常な人でもあると思いますが、買い物依存症になると、その頻度が上がって、そしてその金額が上がって、どんどんエスカレートしていきます。買い物依存症であることに自分で気付いてい無かったものの、部屋を埋め尽くすほどの紙袋・バッグについて異常ではないかと頭のどこかで薄々気付いている状態になると、色々な理由を付けて、買い物をすることを正当化しようとしてしまうようです。「ご褒美」もその一つです。「いい品を安い時期に買いだめしておけば、将来買わずに済んで結局は安上がり」「将来こどもが生まれたら着せよう」「こんなに良い品はこの先無くなってしまうかも知れないので今買わないと二度と手に入らないかも知れない」などです。今考えると怖くなります。

買い物依存症からの離脱

僕は未だに買い物依存症から完全に抜けていないのかも知れませんが、それでも身を破滅させるほどの危険な状態を脱することができたのには、引っ越しを伴う転職と結婚で生活環境がガラッと変えられたことが良かったのだと思います。

転職のために引っ越しをしたため、行きつけのショップとは縁が切れて、そして転職で買い物に行ける時間がなくなり、更に結婚して服などは奥さんが買い物に行ってくれるようになったために、買い物と距離をおけるようになって、次第に買い物依存症の症状が和らいでいったのではないかと思います。

ただ、最近兼業主夫になり、こどものものや家族で使うものを買う担当になり、少し危険を感じることがあります。家電や敷きパッドなどの比較的大型のものを購入する時、「購入する」のボタンをポチる時にドキドキして、生唾が出ます。

また以前のように服などをバカのように買ってしまうのを避けるために、自分の服は原則ユニクロでしか買わないようにしています。しかも、店内にあるワゴン(型遅れ・傷もの等が値引きされてます)やユニクロのWEBショップでセールの時期に買うようにしていますが、その狭い範囲内でも、

安くなっている商品を見ると「今買わないと損してしまう」という脅迫観念に駆られ、レジに持っていく・ポチる瞬間に気分が高揚する自分がいます。

薬物依存症と戦っている方が言われていますが、薬物依存症になってしまうと一生依存症と戦って生きていかないといけないそうです。もしかすると、買い物依存症もそうなのかも知れません。

そのことを忘れずに、今後も覚悟して生活を送ろうと思います。

買い物依存症の遺物

実は、転職に伴って引っ越しする際に、部屋を埋め尽くす買った物の整理がつかず、ダンボールに詰めて知人の倉庫の隅に置かせてもらっていました。

その知人から倉庫を人に貸す事になったと連絡があり、12年ぶりに倉庫へ行って荷物を整理してきました。

今も買い物依存症っぽい症状が出ることはありますが、自分が依存症であったことを認識して、ちゃんと向き合ってはいますが、当時の記憶は曖昧なものになっていたようで、12年ぶりに目にした荷物にショックを受けました。

もの凄い量。

そして意味のない買い物。

海外から輸入した物も箱に入ったまま、埃を被ってました。

ゾッとします。

この気持ちを忘れずに、二度と同じ轍を踏まぬように、そして同じような状態にある人への参考になるように、この記事を書こうと思いました。

過去に買ったもの

12年ぶりに出て来たスニーカー。廃盤になると聞いて買い集めたものみたいですが、存在もすっかり忘れていました。

過去に買ったもの

バッグ、ネックウォーマー、ソックスなど、未使用なものがダンボールいっぱいに詰められています。

そして、こんなダンボール箱が倉庫に積み上げられています。

本当に買い物依存症は怖い病気ですから、「もしかして自分も」と思われた方は病院を探してみてください。僕は治療を受けずに治ったのは、単に幸運だったのだと思います。あのまま自己破産するまで突っ走っていたとしてもおかしくありませんでした。

買い物依存症で生活を破滅させる人が一人でも減ることを心から祈っています。

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