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こどもはヘリコバクター・ピロリの検査と除菌をするべきなのでしょうか

   

過去記事「胃がんは感染する ヘリコバクター・ピロリにご注意を」でヘリコバクター・ピロリは5歳までに感染して、将来胃がんの原因になる可能性があることを書きました。

では、少しでも胃がんのリスクを減らすために、こどものうちにヘリコバクター・ピロリに感染しているか検査して、もし感染してしまっている場合は、除菌した方がいいのでしょうか。

こどものピロリ菌は症状が出てからの検査でOK

もし自分がピロリ菌に感染していることが分かった場合、こどもに感染していないか心配ですよね。残念ですが、親など家族がピロリ菌に感染している場合、こどもも感染してしまっている可能性があります。

ピロリ菌の感染経路ははっきり分かっていないと言われていますが、親子間の垂直感染リスクは間違いないようです。そうなると、自分がピロリ菌を除菌するタイミングで、お子さんがピロリ菌に感染しているかを検査して、感染していたら除菌しておきたいと思うでしょう。

ただ、症状が出ていない状態で検査を行う場合は自費になってしまいますので、胃炎などの症状が出るまでは検査は控えた方がいいかも知れません。

また、検査の結果、陽性だと分かっても、除菌すべきかどうかは医師に判断を委ねましょう。

こどもは胃がんにはなりません

1年間に15歳未満のこどもの1万人に1人が小児がんにかかっています。ですが、小児がんと成人がかかるがんとは違います。こどもは大人がかかる胃がん・大腸がん・肺がんを発症しません。

親など身近な大人がピロリ菌に感染している場合、5歳までにこどもはピロリ菌に感染している可能性があります。

ピロリ菌に感染したことでこどもが胃炎を起こす可能性はあります。

ですが、

ピロリ菌感染→胃炎→胃がん

と直ぐに進む訳ではありません。

ピロリ菌の感染によって胃壁面が炎症を起こし、細胞の破壊と再生を繰り返していくうちにやがてがん化すると考えられています。こどもの頃に胃炎を起こしても、まだがん化はしません。

ピロリ菌による胃炎をがん化させないためには20歳での検査と除菌がお勧め

ピロリ菌は胃がんの原因となる恐ろしい菌ですが、こどもの頃には余り神経質になる必要はないようです。

胃炎が酷い場合は、医師の診断に基づいて検査や除菌を行う場合もあるかも知れませんが、胃炎などの症状がない場合は何もしなくても構いません。

一応、20歳になった区切りのタイミングで、ピロリ菌検査を行い、もし陽性だった場合は除菌をしておきましょう。それで胃がんの可能性がぐっと低くなります。

症状があれば保険適用になりますが、症状がない場合は自費になってしまいます。それでも、

  • 親などの同居の家族が胃がんで亡くなった
  • ペットが胃がんで死んだ
  • 親などの同居の家族がピロリ菌に感染していた(いる)
  • ペットや家畜などと濃厚接触する環境で育った

などの場合は、自費であっても念のため、検査を行っておいた方が安全です。

偽陰性でない限りは一度検査を行えば、それ以降にピロリ菌に感染することはありませんので、永久にピロリ菌の不安からは開放されます。その検査後にこどもができた場合は、そのこどもも垂直感染のリスクから開放されます。

是非20歳になったらピロリ菌検査を行って、ピロリ菌クリーンになっておきましょう。

ただ、偽陰性の場合もありますので、検査で陰性だったとしても、慢性的な胃炎や胃のむかつきがある場合は、改めて検査を受けて、陽性が出た場合はしっかり除菌しておきましょう。

全ての人の胃からヘリコバクター・ピロリが消えますように。

 - 健康, 生活, 病原菌, 育児

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