こどもが歩き始めたら家具の角に注意しましょう
2019/06/12
ハイハイの赤ちゃんが歩き始める瞬間は親や祖父母にとってこの上ない喜びの瞬間ですが、新たな心配の種が発生する瞬間でもあります。
転んで頭を打たないように我が家では床を全てクッションマットで覆っていました。当時は賃貸マンションに住んでいましたので、階下に音が響かない効果もありましたし、冬場は床からの冷え防止にもなって良かったです。ただ、結構費用がかさむのと、嘔吐したり汁物をこぼした際の掃除が大変でした。
今では歩き始めの幼児がかぶる室内用ヘルメットも販売されています。便利な時代になりました。
歩き始めは、ローテーブルやビデオラックなどの角に注意
歩き始める頃は、まだテーブルやカウンターの角には頭が届きません。
転んで床で頭を打たないようには注意していても、
- かがもうとして頭や顔を打つ
- 転倒して頭や顔を打つ
恐れがあるローテーブルやビデオラックなどの角は見落としがちです。
角がカバーされていない状態で打つと打撲だけではなく、裂傷につながる恐れもありますので、対策が必要です。
保護用のクッション材で、角を全て覆ってしまえば安心です。
我が家ではこたつテーブルを使っていましたが、一応全周カバーを付けました。
角は専用のクッションを使います。
透明なタイプもありますが、衝撃を吸収する能力は低くなってしまいます。よちよち歩きの時に転倒して頭をぶつけることよりも、ハイハイで頭をゴチンした時用には使えます。
どれにも言えることですが、両面テープで家具に固定します。家具の材質によっては剥がす時に表面も一緒に剥がれたり、粘着剤は硬化して残ってしまったりする恐れがあります。
高価な家具には使用しない方が安全です。(高価な家具はこどもがぶつかる恐れのない場所に移動することがお勧めです)
下側の角にも注意してください!
角にクッションを付ける場合、どうしても転倒した際に打つ可能性がある上側だけに付けてしまいがちですが、下側にも注意が必要です。ローテーブルの下に潜ろうとして角で頭を強打する恐れがあります。
クッションを付ける場合は、上側だけではなく、ぜひ下側にも付けてください。
歩みがしっかりしてきたら、身長にに合わせて保護しましょう
歩みがしっかりしてきたら、身長に合わせて高いところを保護していきましょう。
頭だけではなく、顔を打って怪我をする可能性がありますので、
こどもの頭のてっぺんからあごの高さ
に角が来る場合は、クッション材で保護をしておきましょう。
特に眼を打った場合は失明する恐れもありますので、大きめのクッション材を付けることをお勧めします。
大人の目線で眺めると上側の角だけが気になりますが、こどもにとっては寧ろ下側の角の方が危険です。
危険箇所を確認するには、腰を落としてこどもの目線で見てみましょう。思わぬ死角が見つかると思います。
- テーブル
- サイドテーブル
- 椅子
- カウンター
- 棚
- シンク
- ソファのフレーム
- デスク
- 資源ごみ仕分け用のゴミ箱
- ドアレバー、ドアノブ(ノブよりもレバーが危ないです)
親は心配でたまらないと思いますが、あまり「ダメ」と言いたくはないですよね。出来る限り「ダメ」と言わずに済むように、危険場場所には予め対策をしておきましょう。
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