化血研 今度は動物用ワクチンでも不正製法
2019/06/12
化血研 動物用ワクチンでも未承認の方法で製造
人間用の血液製剤やワクチンなどで国から承認を受けた方法とは異なる方法で40年位上も製造を続け、厚生労働省からの検査を資料を紫外線で古色加工するなどの改ざんをしてくぐり抜けてきた化学及血清療法研究所ですが、今度は動物用のワクチンでも同じことをしてきたことが発覚しました。
人間用の血液製剤やワクチンで不正をする組織なら、動物用なら何の躊躇もなくやるでしょう。今回は驚きません。
これを受けて、化血研は該当する一部の製品の出荷を見合わせています。(当たり前)
厚生労働省は、医薬品医療機器法違反の疑いで化血研を立ち入り検査する方針としています。(当たり前2)
動物用ワクチンはどんなものでしょうか?
厚生労働省から承認を受けていない製法で製造を続けていた動物用ワクチンとはどんなものでしょうか。
ペットを飼っている方は気になると思います。
化血研で製造を行っている動物用ワクチンなどは約50種類ありますが、今回不正があった動物用ワクチンはそのうち約30種類。
読売新聞によれば、
「豚や牛などの家畜に下痢や流産などを引き起こす感染症を防ぐためのワクチンや診断薬などが含まれる」
とされています。
化血研では狂犬病ワクチンも製造しています。
犬猫用製剤には狂犬病しかありませんので、愛犬家も愛猫家も安心してください。
ただ、愛玩用ではない家畜用の製剤は非常に多く、この中の約30種類の製造において不正があったとされています。
「ペット用の製剤でなかったので良かった」なの?
猫も犬もいます(実家など)ので、
化血研 今度は動物用ワクチンでも不正製法
というニュースのタイトルには不安を覚えました。しかし、愛玩用ではない動物用のワクチンが対象ということで一瞬安堵したものの、これらのワクチンは最終的に食品として人間の口に入るものです。(入ることには分解吸収されていると思いますが。)
製法の違いで安全性に大きく影響する可能性は低いと思いますが、承認されていない方法は何らかの問題があって承認されていない訳ですから、何らかの影響が出る可能性もあります。
徹底的に原因を究明して、化血研の組織から抜本的に変えてしまうしかありません。
きっと化血研は厚生労働省OBの天下り先の一つだったと思いますので、古い人間にやらせると手加減をするかも知れません。厚生労働省の中でも血の気の多い、怖いもの知らずの若い職員を送り込んで、バッサバッサやってしまって欲しいです。
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