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電池誤飲で食道や気道に穴が開く事故多数発生

   

コイン電池やボタン電池はその見た目とは違って強力で、誤飲すると食道・気道・胃に穴が開くなどの重傷を負い、最悪は死亡する恐れもあります。海外では死亡例が多数報告されています。

コイン電池・ボタン電池の取り扱いには注意をして、万が一こどもが飲み込んだ場合は至急病院へ行ってください。

電池の誤飲は非常に危険です

コイン電池やボタン電池などのリチウム電池は、放電電圧が3ボルトと高く、電池を使い切るまで電圧が一定に保持される特性があります。しかも、それが長い時間維持されます。

誤飲した電池が消化管の壁に接触すると電気が流れます。その電気で電気分解が起きて、周囲にアルカリ性の液体が作られ、その液体によって食道などに穴が開いてしまいます。コイン電池は平たいため食道に滞留してしまい、被害が大きくなる可能性が高く、特に危険です。

電池誤飲の事故例

消 費 者 庁 独立行政法人国民生活センターが公表している事故例に次のようなものがあります。

電池保管のケースの蓋を開けて誤飲、摘出手術後 ICU 収容

電池を入れておくケースの蓋が開いていた。丸い電池が1個見当たらず受診。レントゲンにて電池を確認、摘出手術。手術後 ICU 収容。組織破壊が進んでいたため、食道に穴が開きかねない予断を許さない状態にて、約1か月間入院。電池は起電力3Vの新品のコイン形のリチウム電池。(事故発生年月 平成 26 年1月、2歳・男児・中等症)

LEDライト付き耳かきの電池を誤飲し気管と食道に穴が開いた

引き出しの中に収納しているLEDライト付き耳かきが放り出してあり、子どもがコイン形のリチウム電池を誤飲したことがすぐに分かった。病院にて9時間かけて取り出したが、放電の影響で気管と食道に穴が開き、2か月入院した。しばらくは食事が取れず、固形物を受け付けなかった。(事故発生年月:平成 25 年8月・1歳・男児)

何も特別なことはなく、どこの家庭でも起きる恐れがあります。

こどもの周りは電池だらけ

こどもが毎日手にしているものの中にコイン電池・ボタン電池が入っています。ぶつけた拍子に電池が出てしまい、誤飲する恐れがありますので、セロテープで蓋が開かないように留めてしまうなど、対応が必要です。

コイン電池・ボタン電池を使っているもの

  • おもちゃ
  • 小型のゲーム機
  • リモコン
  • 体温計
  • 電卓
  • キッチンタイマー
  • LEDライト
  • 補聴器

こどもの手が届かない場所に置くところに置くようにしましょう。こどもが手にしたり、こどもが使ったりするものは、電池用の蓋がネジ留めされているものを選びましょう。ネジ留めがないものはセロテープなどで固定すると安心です。

また電池交換はこどもの見ていないところで行いましょう。マネして電池を取り出してしまう恐れがあります。

コイン電池・ボタン電池は小さいのでその危険性が正しく認知されていません。消費者庁によるアンケートでは6割のひとが誤飲した場合に重症化する恐れがあることを知らなかったそうです。また1割はこどもが電池を手にしたり、口に入れようとしてヒヤッとした経験があるそうです。

正しく理解と管理をして、電池の誤飲事故を防ぎましょう。

 - グッズ, 生活, 育児

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